魔法(まほう)は、「超能力」と呼ばれていた先天的に備わる能力の使用法を「
魔法式」として体系化し、素質ある者が使用できるようにしたものである。
魔法式を構築する工程を挟むため、超能力が持っていたスピードをある程度犠牲にした代わりに幅広い汎用性を得ているのが特徴である。
魔法は、「事象に付随する情報体(
エイドス)」を改変する事ができるものでしかなく、事象そのものを作り出すことはない。
魔法は物理法則と関係なく事象改変が可能だが、物理法則に逆らわない形で発動された魔法は、そうでない魔法に比べて少ない力で大規模な事象改変を起こすことが可能となる。
また、物理法則に反しているか否かに関わらず、事象改変の規模や干渉度が大きくなればなるほど難易度の高い魔法であり、
魔法師に大きな負担をかける。
魔法が届くか届かないかは物理的距離ではなく情報的距離によって決まる。改変対象を認識(照準)する事ができれば発動は可能である。、
歴史的背景
狂信者集団の核兵器テロをある一人の
超能力者が未然に阻止した出来事を発端に超能力研究が魔法の科学的解析へと発展した。
魔法の科学的解析が進み、魔法陣や詠唱は
起動式へ、杖や術符は
術式補助演算機と姿を変え、それを
現代魔法と呼び、それまでの魔法を
古式魔法と呼ぶようになった。
関連
魔法基礎
魔法武術・戦闘技術
魔法技術・理論
オカルト
ソフトウエア技術
魔法道具・物質
デバイス操作技術
その他
裏話
BD/DVD特典 魔法科高校の劣等生 入学編1 GUIDE BOOK 教えて!佐島先生! 特別編 質問3
Q.魔法が21世紀初頭に現実の技術として体系化されたとありますが、当時の魔法と達也たちの時代とではどういった違いがあるのでしょうか?また人類で最初に使用された魔法はどのような魔法でしょうか?
A.超能力が魔法として体系化された当初はCADの性能も低く、起動式のノウハウも未熟だったため、一人の魔法師が扱える魔法の種類も少なく、魔法の発動にも達也たちの時代より長い時間と多くのサイオンを必要としていました。そのため当時は保有するサイオン量も魔法師の能力を測る重要なファクターでした。
実験室で最初に開発された魔法は「物を動かす」という単純な念動力を魔法に置き換える移動系魔法でした。しかし社会的に意味を持つという意味で最初に実用化された摩法は、核分裂反応を停止させる放出系魔法です。
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用語 魔法
最終更新:2017年02月03日 20:13